こんにちは!
食料品の買い出しの帰りに、アメリカの輸入ビール専門のバーの前を通る。「今なら、生ビールのテイクアウトが25%オフ」と言う貼り紙を見逃さなかった。もちろん、店内で飲食のための酒類の提供は停止している。それでも、テイクアウトならOKのようだ。
気がついたら、1パイント(≒ペットボトル)を購入していた。ペットボトルたっぷりに生ビールが入っている(写真参照)。
それでも、酒類提供禁止なのに、テイクアウトは良いことにもやもやしている。選んだビールの種類は、もちろん、極苦いヘイジーIPAだ。今や、アメリカでローカルビール系では、IPA系がマジョリティで、次にペールエイルだ。
クアーズ・ライトやバドワイザーみたいな水よりも飲みやすい軽いタイプのビールも生き残っているが、みんなIPAのような刺激を求めているのかもしれない。
自宅で、ペットボトルからビールグラスに入れてみる。隙間もなくボトルにビールを入れているからか、炭酸が強く、泡立ちもすごい。
ついでに、もやもや解消すべく調べてみた。
2020年4月、コロナ・パンデミックの初期、あのパニック的に日本全国で自粛となっていた頃のことだ。飲食店を救うため、6月末申し込み期限で「飲料店等期限付酒類小売業免許」を取得すれば、料理のテイクアウトと一緒に、酒類もテイクアウト販売できるようになっていた。
この期間限定免許は手続きをすれば、2021年3月末まで延長可能になっていた。この3月、国税局は新たな通達を発行。2021年4月以降も酒類のテイクアウト販売をする場合は「一般酒類小売業免許」を申請し取得すれば良いそうだ。
不思議なのは、この3月頃や、今も、飲食店での酒類提供は禁止されている。そんな状況の中、免許があればテイクアウトOKと言うところに、良いのかなともやもやしていた。
ただ、冷静に考えると、飲食店での酒類提供を禁止しているのは、複数人数でお酒を飲みながら食事することで、酔って声が大きくなったり、注意力が散漫になって、感染リスクが上がることを防ぐためだ。一人客が、ペットボトル1本のビールを持ち帰ったところで、ひとりで酔うだけなら何も問題ない。コンビニだって24時間酒類を販売している。
さらに、この輸入ビールのお店、もともと、輸入缶ビールや瓶ビールの小売り販売をしていた。おそらく、コロナ前から免許を持っていたに違いない。缶で売るか、ペットボトルで売るかの違いだけだ。
とりあえず、もやもやはスッキリしたので、次回も正々堂々とテイクアウトできる。
それにしても、この写真を見ると、大昔、真夜中、車を運転していた時、どうしてもトイレに行きたくなった時を思い出す。早く帰りたいので車を止める気はなかった、それでも我慢できない。そんな時、手元にあったのが空のペットボトルだった。
少し前に見た、韓国映画で認知症の主人公が、張り込みをしている際中に、同じくペットボトルを使うが、あいにく、認知症で自分がしたことを忘れる。その後の張り込みの中、喉が渇いた時に、手を伸ばした先には。。と言うシーンまで思い出してしまった。
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