忘れられないお店:クパチーノ

こんにちは!

アメリカでの生活立ち上げを最速にすべく、日本から、賃貸アパートを探し始めている。11年前はなかったと思うが、日本からの移住者や駐在者をターゲットにした日本人がいる不動産屋さんにお願いしている。

人事業務に役立つ情報メディア」というホームページの「シリコンバレーに行ってみた|スタンフォード大学、Apple、Google、Facebookをまわって感じたこと」から、以下の地図を引用させて頂く。

この地図、とても良い出来。シリコンバレーの位置が分かりやすい。シリコンバレー(のサンタクララ・エリア)は、サンフランシスコのダウンタウンから、車で一時間くらいの場所にある。SFOと呼ばれるサンフランシスコ国際空港からは、40分くらいの距離だ。

アップル本社があるのがクパチーノ(Cupertino)。11年前、iPhone 3の頃、そのエリアにアパートを借りて、毎年、急激に家賃が上がり、会社補助の上限を超え、持ち出しになってしまった苦い経験がある。当時、1ベッドルーム、1リビングと小さなダイニング・キッチンのような作りで、25万円くらいの家賃だった。広さは80平米くらいあったので、日本の3LDKのマンションくらいの広さだ。

勤務地のサンタクララまで、片道、車で20分くらいの通勤だった。ラッシュアワーではもう少し時間が掛かった記憶があるが、3年間、毎朝7時には出勤し、夜も残業していたので、通勤でのラッシュアワー経験の記憶は少ない。それでも、今回は、もう一段階、職住近接を狙いたい。

会社のあるサンタクララ・エリアや、その近所の北サンノゼ(かつてはカリフォリニアの州都)は、退屈な印象がある。今回は、夕方まで会社にいて、その後、夜は日本との会議が入ることを考えると、規則正しい時間に夕飯を取るには、通勤時間は最短にしたい。さもないと生活がガタガタになる。場合によっては、夕方前に家に帰り、在宅勤務に切り替える作戦も考えている。

前回住んでいたクパチーノから離れることで、残念と思うのは、かなり大きい日本人向けのスーパーが遠くなること。ただ、他にも日本人スーパーはあるし、せいぜい、週に一度、日本からの冷凍納豆など調達しに行くだけだから大きな問題ではない。

気になるのは、カフェ・トーリ(Cafe Torre)。前回、住んでいたアパートから歩いていける距離の本物のイタリアン料理のお店だ。

カリフォルニアのファミレスみたいなお店で出てくるパスタは恐怖だ。麺がゆるゆる。誰もパスタなど味合わないのかもしれない。日本の方が、美味しいイタリアンも多いし、日本食同様、繊細な味付けのイタリアンには、日本人の方がうるさいのかもしれない。

このカフェ・トーリは店員さんや店主っぽい人もイタリア訛りの英語を話す。出てくるパスタや料理は、日本の人気イタリアンレストランよりも、本場イタリアの味がした(正直、イタリアには3回くらい短期滞在しかしたことがない)。

前回は、初の海外生活で仕事も忙しく、食を楽しむような余裕が出てきたのは、そろそろ帰任が決まる頃だった。この店、もっと早く見つけておきたかったと後悔した。それなので、今回、この地域でアパートを探す際、このお店の近くに住めないことは気がかりだった。

カフェ・トーリ(Cafe Torre)

OpenTableというグルメサイトで検索する。高評価だが、様子が変だ。Yelpというサイトでは「閉店」とある。Tripadvisorでも同じだ。コロナでと思ったが、その前、2019年に閉店しているようだ。残念でならない。イタリアンレストランとワインバーを併設していて、飲みやすいカリフォルニア・ワインとイタリアンの前菜との組み合わせが最高だったのに。。

現地で、リアルなイタリアンが食べたくなった時、アメリカナイズされたグデグデのゆで麺しかないのかと思うと、今から暗い気分になる。かなりショックだ。それでも、これで綺麗さっぱり家賃の高いクパチーノに未練はない。会社近くの新興住宅エリアのような刺激のない場所に住むことにしょう。

カフェ・トーリがないなら、もう一店、今でも忘れられないサンフランシスコのリトル・イタリーにあるイタリアンのお店がある!サンフランシスコ名物シーフード料理(鍋物みたいな)「チョッピーノ」だ。日本の寿司屋のあら汁をトマトベースのコトコト煮たスープに変えたようなもの。

当時、観光地区から離れ、裏通りにある観光客もいないお店に、一人飛び込んで見つけた。あいにく、そのお店の名前は覚えていない。

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