期間限定ポイントには気をつけろ

(2分で読める)

世の中、多くのポイントカードが溢れていて辟易しませんか?

デパートでさえ、アプリはどうですか?と聞かれ「すみません、まだ、インストールしてません」とお得なチャンスを逃している痛いお客の気分になる。

そして、財布はカードでパンパン。スマホの画面にもじわじわとポイントのアプリが増える。もはや、何がなんだか分からなくなる。

そんな中、気をつけないといけないのは、有効期限があるポイント。期限があるからって、無理して使おうすると、危険な落とし穴が待っている。

今日は、そんな話だ。

あるクレジットカード会社からメールが来る。キャッシュレス還元でポイントがもらえるらしい。某大手コンビニのポイントカードにチャージできるから、早速、やってみる。千円分ゲットだ。その時、ポイント通帳に「期間限定ポイント4千円」が、まもなく切れることを見逃さなかった。

トータル5千円分もコンビニで何を買う?思い付いたのは缶ビール。このコンビニは、国内外のクラフトビールの品揃えが豊富なのだ。

コンビニでは珍しく、買い物かごを使う。一種類の缶ビールごとに2本づつ。特に、ありとあらゆるIPA(苦いビール)をゲットしていく。次にギネスやハイネケンなどメジャーどころ。最後に、私の一押し「よなよな」。8種類、16本の缶ビールを持って、心の中ではスキップしながらレジに向かう。

店員にポンイントカードでの支払いを伝える。店員から、残金は何で払うか聞かれる。あろうことか、ポイントは千円しかない。絶句している間もなく、店員のにーちゃんは缶ビールのバーコードを次々、読み始める。

振り向くと行列もある。もはや、引き返せない。泣く泣く、現金で買うつもりはなかったのに、ポイントが使えない4千円はクレジットカード払いにした。心なしか、エコバックに沈む缶ビール16缶が重く感じ始める。

なぜ、期間限定ポイントが使えない。自宅に戻り、入念にチェックする。お店で使えなければ、通販で商品に変えれば良い。タニタの体重計は、送料が掛かりポイントが足りない。少し安めの高級そうなレトルトカレーの缶詰を選ぶが、どう見ても支払い画面にはポイントが112点しかない。

一体、この期間限定ポイントとは何だ?ネットでこのポイントの使い方を探す。このポイント、期間だけでなく、使えるお店やサイトも「限定」されているそうだ。私の場合、何故か「人間ドック」だけ使える。

先日、人間ドックを受けたばかり。しかも、普通、人間ドックなら1万円を超える。つまり、コロナもあり集客に困っている病院が、このポイントを餌にばら撒いているようだ。受診者が来ないよりは、病院としては、4千円値引きしてもお金が入ると言うわけだ。

経営が厳しい病院を責めるつもりはない。コンビニでカゴに16缶も入れる前に気が付かない、不注意な自分を責めるのはいつものこと。

それでも、冷蔵庫に並ぶ8種類のクラフトビールの缶を見るとワクワクする。

さあ、「今日は昨日より良い日にしよう!」と思えるこの瞬間を感謝する。

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