夢実現には前向きさと用意周到が必要と学べる『バッタを倒しにアフリカへ』

こんにちは!ひろさんかくです。

面白いノンフィクションを読みたいと思いGoogleしたら、複数のブログで推薦されていたので、読んでみた。バッタとかアフリカとか、あまり関心がない分野なので迷ったが、新たな発見や刺激があるかもしれないとチャレンジしてみた。本人も楽しんで書いているに違いないが、コミカルな書きっぷりから、徐々に真剣なバッタとの戦いの話になる。夢を実現するためにはどうすべきかの一例を学べる良著。オススメです。

『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎著

概要

2017年に出版された。子供の頃から昆虫学者のファーブルに憧れ、バッタ研究者となった著者のアフリカでの奮闘が描かれている。

感想と学んだこと

大量発生により農作物等へ甚大な被害を与えるバッタ撲滅を研究する昆虫学者になるのが表向きの夢で、本当の夢は「バッタに食べられたい」と始まるので、度肝を抜かれる。

  • 高学歴ワーキングプア:著者も博士でありながら、研究者として定職にありつけない事態に陥いる。ただ、夢実現に向けた想いはぶれない
  • 情報発信の重要性:単身アフリカにいたこともあるが、ブログ等での情報発信は、思いがけない支援や人との交流が得られる
  • :著者より「夢を周りに打ち明けると、思わぬ形で助けてもらえたりして流れがいい方向に向かっていく気がする」「夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだったのかな、と今気付く」これは重要な気付きと思う。夢を語ること=夢が実現するように「祈る」ことでもあると思う
  • 人間関係、交流の重要さ:アフリカの現地でも日本でも、人との交流、誠実さが夢に向かってチャンスが広がっていく。良い上司やパートナーに恵まれる
  • 前向きさ:本著でも多少触れられているが、現地の生活の大変さや将来への不安など抱えながら、常に、前向きさ、ポジティブさを失わないことが、粘り強さや夢実現への鍵
  • 周到な準備:アフリカにいながら、先を見越して、ありとあらゆる手を売っている。結果、京都大学白眉センター員にも合格。困難な中でも、前向きさに加え、したたかに、先を見越して、ありとあらゆる準備を行っている様子がわかる
  • 勝負する時は勝負:現地で奮闘しながら雑誌の連載→中国での学会→京都での面接という場面で、人生の勝負する時として、やれる限りの努力
  • 謙虚さ:出会う人達の良いところを素直に自分に取り込んでいく。人との交流を通じ、人物としての力を増していく

本著は、特に前半は面白おかしく書かれている部分も多いが、読み終わってみたら、夢実現に向けた取り組む姿勢や、成長の仕方など多くのことが学べる。バッタにはあまり関心は高まらないが、アフリカの文化や生活環境なども学べる良著である。

『孤独なバッタが群れるときーサバクトビバッタの相変異と大発生』も読んでみたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください