アカデミー賞候補?「パラサイト 半地下の家族」

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こんにちは!ひろさんかくです。

先日アップしたアメリカの映画評論家による2019年トップ10映画でも、トップにランクしている「パラサイト 半地下の家族」を見ました。

貧困や格差の社会問題を扱った映画と聞いていおり、パラサイトと言うタイトルと、邦題の半地下の家族から、地下に寄生する家族の話かなと、誰もが予想すると思います。実際には、もっとすごい寄生が描かれていて驚くと言う話です。

アカデミー賞候補?「パラサイト 半地下の家族」

概要

2019年製作の韓国映画。韓国で大ヒット。カンヌ映画祭にてパルム・ドール受賞後、北米ほか海外でも公開。映画評論家から絶賛。日本では、2020年1月本格公開。

映画のジャンル

この映画のジャンルを特定するのは難しいかもしれない。ある映画サイトでは、ブラック・コメディとあるけれど、高い失業率、深刻な格差社会など社会派映画っぽい部分の方が、この映画のメッセージとして伝えたいことだと思う。加えて、ヒューマンドラマの要素やサスペンスやバイオレンス映画の要素もある。

あらすじ

この映画は見る前に、映画の批評とか見ない方が良いと思う。ネタバレなどもってのほか。間違いなく、つまらなくなる。分かりやすい映画なので、まっさらな状態で見た方が良いと思う。

事前に下調べしないと楽しめないような映画は、出来れば見たくないと思っている。

なので、いつもは、ネタバレ満載のあらすじを書くのが好きだけど、今回はあっさりにする。

「大学生くらいの兄妹とその両親は無職で、半地下の狭くて、環境が悪い家に住んでいる。失業率高く就職も困難で、貧乏を極めている。そんな家族が、ちょっとしたことから、とんでもない事態に巻き込まれていくと言うハラハラしっ放しのお話」

感想

面白かった。

この映画の一番根っこには、朝鮮半島の緊張がある。それに加え、悪い経済状況、失業、激しい格差など社会的な問題がある。

映画に出てくる半地下の家やバラックのような家に対し、日本のドラマでもほとんど見ないような超豪華な家が出てくる。もちろん綺麗な芝生の大きな庭に、家政婦や運転手まで雇っている。

貧困層は就業もままならず、生きていくため、なりふり構わずの状況。

映画を見ながら、どうやったら、この悲劇を回避できるか考えてしまった。やはり、貧困、格差などの社会的な問題提起をすることが、この映画の目的と感じた。

笑えないような悲劇を喜劇的に、しかも衝撃的に描いていることがこの作品の評価が高い理由かもしれない。

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