こんにちは!
久々に映画を見た。ブログ記事にする前に、他の人の映画批評のブログを見てみる。詳細なあらすじを書かれている人で、詳細に書いているだけに、何箇所か時系列や場面の誤りが、やけに気になった記事がある。
私もブログの映画レビューで、いい加減なあらすじを書いている。と言うより、感想より、あらすじを書くのが楽しい。それでも、明らかな間違えは避けないといけない。他の人の誤りを見て強く感じた。そう言うことで、今回は、少しプレッシャーを感じながら、いい加減にあらすじを書きたい。
おしゃれ風な映画「レイニーデイ イン ニューヨーク」
概要
ウィキペディアより
「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」(A Rainy Day in New York)は、2019年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。監督はウディ・アレン、出演はティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバーなど。
あらすじ(ネタバレなし)
ニューヨーク郊外のリベラルアーツ専攻の上品な大学に通うお坊ちゃん(ギャツビー)とお嬢さん(アシュリー)カップルの話。男子はマンハッタンの金持ちの出。女子はアリゾナ州だが銀行の頭取の御令嬢。
ギャツビーは捻くれ者風でオタクっぽい。軽妙なジャズピアノが得意でギャンブルも強い。アシュリーは映画ファンで校内新聞の記者(記者志望)。
アシュリーは、たまたま、ニューヨークシティでの有名な映画監督のインタビューの代役を引き受け、夢中。ギャツビーは、生まれ育ち、勝手知ったるシティの良いところを彼女に紹介したい。楽しい週末を過ごしたいと一人期待に胸が膨らむ。
シティで、アシュリーは、映画の取材を始めると、次々、著名人からお誘いを受け、取材と称してギャツビーとの約束は後回しにする。やけになるギャツビーが取った驚きの行動とは?!そして、彼等の関係の行く末は如何に?!というロマンティック・コメディ
あらすじ(少しネタバレあり)
アシュリーを待つ間、友人に出くわし、映画のエキストラを手伝う。まさか、その映画での相手役が、昔のガールフレンドの生意気な妹。いまひとつ奥手な彼は妹から、演技でダメ出しばかり。
彼をイライラさせながらも、昔は、姉のボーイフレンドとして憧れていた妹。
その頃、アシュリーは、映画監督のインタビューで監督が最新作への苦悩を告白していなくなる。脚本家とその監督を探すが、脚本家の奥さんの浮気現場に出くわし修羅場。
あげく、映画監督を探す中、遊び人で有名な憧れの俳優にナンパされる。俳優に夢中になる彼女は、連れまわされ、最後は、俳優の自宅寝室まで行くが、彼の奥さんが帰ってきて、裸同然の格好で、深夜、雨の中、外に放り出される。
遊び人で有名な俳優とアシュリーがデートするテレビ報道を目にしたギャツビーはやけになる。ギャンブルで稼いだ金で、エスコートガールを彼女と称し、避けていた母親の誕生日に参加する。
母親に偽彼女の職業を見抜かれるが、ギャツビーは衝撃の告白を母から聞く。今まで、厳しくて、上流志向の母親に、もうひとつ打ち解けられなかった彼が、初めて、母に親近感を持つことになる。
深夜、アシュリーと再会するギャツビー。翌日、予定通りデートするが、もっと自分らしく生きていこうと決意したギャツビーが選んだ相手とは?!
感想
この映画の良いところは90分程度と短いこと。ウディ・アレンらしく、全編、お洒落なジャズが流れている。ニューヨークの綺麗な街並みが見られる。
この映画、2回見返すと、ストーリーの始めから、このカップルは噛み合ってないことが分かる。ナイーブで一途なギャツビーに対し、天真爛漫で天然な感じの彼女の方が幼く見える。彼女は、恋愛より自身のキャリアに興味がある様子であることも分かる。
この映画のメッセージはなんだ?
厳しい母親に逆らえず、窮屈に感じて生きている主人公のギャツビーは、今回、本当の母親の姿を知る。母親も生身の人間であり、親近感が湧く。今まで、母親に気を使って生きてきたが、初めて、自分らしく生きてこうと決意する瞬間が分かる映画かもしれない。
大人になる、自立するとは、どう言うことかがメッセージかもしれない。
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