こんにちは!
飛行機の中で「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(A Quiet Place Part II)を見た。97分と言う短さで選んだが、まさか、続編とは思っていなかった。見ている途中、何となく、途中の説明が足りない印象はあったが、続編とは気づかなかった。
なぜなら、この恐怖映画に出てくるエイリアンの間抜けさと、あっさり壊滅状態になる全人類と言う設定に違和感あり、気になってしょうがなかったからだ。
映画「クワイエット・プレイス」とその続編のエイリアンにはびっくり
概要
2018年公開「クワイエット・プレイス」(A Quiet Place)と続編「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(A Quiet Place Part II)は2020年公開
大量のエイリアンに侵略された地球で、エイリアンと戦う家族を描く。
あらすじ
シンプルだ。ある日突然、地球は宇宙からのエイリアンの侵略を受ける。このエイリアンは耳が敏感で音に反応して、強力な殺傷能力で人類を殺戮しまくる。このエイリアンになす術もなく、人類は壊滅状態になる。人間は音を立てないように隠れるだけとなる。
この映画では、ひとつの家族に焦点を当てている。両親と3人の姉と兄弟。姉と兄は耳が不自由で、家族とは手話で会話していたことが命を救うことになる。幼い弟だけ、遊び盛りでおもちゃで音を立てたことから悲劇に巻き込まれる。
エイリアンに襲われながら、徐々にエイリアンの弱点が分かる。その敏感な聴覚故に、耳障りなノイズにも弱い。殺られるか、逃げるだけの大人達に対し、姉と兄はエイリアンに立ち向かっていく。
感想
この映画に出てくるエイリアンは、細長い手足を持つ蜘蛛のような人の形をしている。なつかしの名作「エイリアン」のエイリアンのように、見ているだけで、逃げ出したくなるような恐怖は感じられない。
動きは敏捷だが、目は見えない。敏感な聴力で獲物を見つける。喋ることもなければ、人間どころか、動物ほどの知性も感じられない。ほぼ、虫のような凶暴な生き物。
このエイリアン、全人類を壊滅状態に追いやった割には、主人公の家族には殺されまくるので、それほど怖さは感じられない。ハウリングのような高音のノイズに弱いことは、子供が発見する。
どのくらいの数のエイリアンが地球を襲ったか分からないが、NASAやCIAやFBIや軍隊の反撃もなく、壊滅状態に陥る気がしない。1年半の戦いの中で、子供たちは弱点を見つけるが、科学者なら、もっと早く見つけるような気がする。
どうして人類がこんな弱いエイリアンにやられてしまうかが分からない。
もうひとつ疑問は、どうやってこの知的レベルの低いエイリアンが地球にやってきたか分からない。
とてもじゃないけど、宇宙船を建設も操縦もできるような気がしない。もしかすると、バッグにもっと知的な生命体がいて、このエイリアンは侵略のためだけに送られてきたソルジャーだったと仄めかされていたら、もっと恐怖で震えていたかもしれない。
もうひとつ気になってしょうがなかったことは、主人公の女の子が俳優の温水さんに見えてしまったこと。
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