こんにちは!
昨日、ラブコメ嫌いの主人公がラブコメの世界に紛れ込む映画「ロマンティックじゃない?」の感想をお届けした。その映画で、ラブコメ嫌いの主人公が指摘するラブコメあるあるのほとんどが、そのまんま出てくる映画「13 ラブ 30」を見た。
ラブコメあるあるは、朝起きた時に化粧バッチリ、家のクローゼットには靴や服が倉庫のように揃っている、同僚と敵対、クライマックスで雨が降る、5匹ぐらい犬を連れて散歩する歩行者がいる、ダンスシーンがある、結婚式に乱入。これらがすべて盛り込まれている。
「ロマンティックじゃない?」の劇中、ラブコメの傑作として「13 ラブ 30」が出てきたので、見てみたくなった。この順番で見るのがベストだと思う。
「13 ラブ 30」を見ながら、来た!ラブコメあるあると見ていて楽しい!そして、私もラブコメ嫌いだが「13 ラブ 30」は、ラブコメとしてオススメだと思う。おすすめの主な理由はふたつ。ひとつは時代設定が1980年代前半で、その当時のヒット曲がバンバン流れる。もうひとつは、私の好きなタイムスリップものだからだ。
ラブコメの王道が意外と面白い「13 ラブ 30」!
概要
2004年のアメリカのファンタジー・ロマンティック映画。98分!主演はジェニファー・ガーナー(メーガン妃と綾瀬はるか似)。日本未公開。Netflixで見たと言う情報がネットであるが、邦題「13 ラブ 30」でも原題「13 Going on 30」でも見つからない。
あらすじ
13歳の主人公ジェナは、学校のイケてる6人組女子に憧れている。ご近所で幼馴染の冴えない少年マットとはいつも一緒で仲がよい。ファッション雑誌「ポイズ」の自立して自由な感じの30歳モデルに憧れる。
あることから、突如、13歳のジェナは、30歳のジェナとして、朝、目覚める。そこは、憧れていた自由で奔放な30歳の自分がいる。NYCで、その雑誌「ポイズ」の編集をしている。
パニックになるジェナ。仕事のトラブルもある中、マットを探してもらい、昔のように頼るジェナ。別の人と結婚目前のマット。仕事のトラブルもマットと共に解決。本当に大切な人が分かったジェナが取った行動は?!
感想(多少、ネタバレ)
面白いのは、30歳の世界で、ジェナはマットから、憧れていた6人組(性格も素行も悪そうな女の子グループ)に入ったことを聞く。結果、順調に悪い大人に成長している。仕事でも、家族とも、そして、最愛のマットに対しても。
この映画の良いところは、13歳の子供が、このまま成長した場合の30歳の自分を体験出来ること。反省もする。そして、元の世界に戻れたらどうするか?決まっている。人生をやり直す。
私の好きな映画「天使がくれた時間」では、過去のある時点で、選ばなかった選択を、もし選んだ場合の現在の自分の世界に行く。この場合は、過去からやり直しは出来ない。
やはり、未来が自分が見えるのはありがたい。占いとかが流行るのは、この「13 ラブ 30」のように、将来を知ることで、間違った選択を避けようとする心理があるのかもしれない。
気楽なラブコメ映画を楽しみたかったら「ロマンティックじゃないの?」「13 ラブ 30」の順番がオススメだ。
音楽
この映画の主人公は、1980年代前半のベストヒットUSA常連のリック・スプリングフィールドのファン。「ジェシーズ・ガール」が2回流れる。マドンナの「クレイジー・フォー・ユー」やマイケルの「スリラー」も2回。良い場面でビリー・ジョエルの「ウィーン」が効いている。
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